アレルギーの要因となるジアミンは入っていないので、ジアミンアレルギーの方でも使用できますが、マニカラは植物成分が主なため、植物でカブレや刺激の経験のある方には、パッチテストをお勧めします。
■パッチテスト方法■
① 使用するマニカラ(1剤)をマニスイ3~3.5倍で溶き、腕の裏側に10円玉大くらい塗布します。 ② そのまま30分くらい放置し、水(もしくはぬるま湯)で洗い流します。洗い流す際は、石鹸を使用したり、擦ったりはしないで下さい。マニカラ(1剤+2剤)は加温は必須です。ここでしっかり加温した方が、より色がきれいに入ります。マニジェル(3剤)は加温しなくても構いませんが、その分放置時間を延長して下さい。
マニジェル放置時間 : 加温なら10分 → 自然放置なら20分
マニカラがスチームで薄まることなく、30分間しっかり温熱できるのであれば可能です。水分がたれてくるタイプのものだと、マニカラが薄まるのでお勧めしません。ポイントは、マニカラが薄まることや乾燥することなく、30分間加温状態が続けばキレイな発色につながります。
マニカラは化粧品届出のカラー剤ですので、同日施術は可能です。ただし、パーマ直後のマニカラ施術はマニスイ・マニジェルの性質上、塗り方によってはカールダウンする恐れがありますので、いくつかの注意点があります。マニカら塗布後、しっかりリッジをキープしたまま加温して下さい。

■ ダメージ毛の方
① 粘度を緩くしたマニカラを塗布して下さい。(3.5~4倍で溶く。)
② ウェーブ部分を水で溶いたクリアで保護してから塗布して下さい。(ダメージ大の方)
■ あまり痛んでいない方
① 根本リタッチ後、既染部もしくはパーマ部分をウェットにして下さい。
② リタッチ後の残液に少し水を足し、マニカラの状態をゆるくして下さい。
③ ゆるくしたマニカラを塗布。カールは伸ばさないように塗って下さい。