自社製品を好きになるということ。
2012年入社 制作 K.M.
私は生まれである大阪のクリエイティブエージェンシーでグラフィックデザイナーとして制作業務に従事していました。齢30にさしかかった頃、デザイナーとして働くかたわら、広告コピー塾に通塾していた私は、登壇する講師の影響から全国を対象としたクリエイティブに魅力を感じ、当時、東京で働く友人からの勧めもあって上京を決意します。上京をした私はしばらくフリーランスのデザイナーとして様々な業務に従事していて、当時を振り返るとストリートカルチャーをメインとするクリエイティブを多くしていた印象です。しかし、その業務内容は制作過程の末端であることが多く、いわゆるフィニッシュワークに近い業務がほとんどでした。つまり、上京して待ち受けていた現実は、私が魅力を感じていたクリエイティブとはかけ離れていたものでした。では、全国を対象としたクリエイティブをするためにできることは？と思案した時、導き出した答えが広告代理店への転職でした。その後、運良く広告代理店に転職できた私は仕事にも恵まれ、願っていた全国規模の業務にも携わることができました。そういったいくつかの業務の中で、「一つの製品にじっくり向き合い、共に成長する」クライアントの自社製品を大切に思う姿に私自身、感銘を受け次第にメーカーという仕事に魅力を感じるようになっていきました。そして齢40を自身の転機と決めてメーカーへの転職を計画し、この会社に巡り会うことができました。
私はよく製品を子供のように例えることがあります。それは共に育つという感覚に近く、期待や責任を含めて“どんな成長を見せてくれるのか？どんなサポートができるか？”ということをよく考えています。広告代理店で従事していた頃は、クライアントであるメーカーの自社製品に対する熱意に驚かされることもありました。しかし今に思えば、そのクライアントの気持ちが理解できます。自社製品の良いところ、悪いところと、その個性と向き合い理解して信頼する。そして製品の未来を思い描き、製品の力となる声を持たせて送り出す。そこに心血を注いでいたんだと。私が10年間働き続けられているのも、ランドプランニングアソシエーツの製品が人を惹きつける個性を持ち、期待あふれる未来を思い描かせてくれるからだと思います。
弊社はインハウスデザインを実施するメーカーで、他部署との関連性から多角的な視点で制作できることが魅力です。また、多様な価値観が受け入れられている社風で、自身が考えたアイデアも提案しやすく、実現しやすいことにも魅力を感じています。以前に全部署横断で、製品の販促企画を出そうという取り組みがありました。その時、自身の提案したアイデアが採用され、企画が実施されました。結果、その企画自体、売上に貢献できず残念な思いをしましたが、とても印象に残っている仕事です。弊社では、月に一回全社員が集まる会議があり、そこで各部署の情報がキャッチアップできます。この会議の存在が普段から多角的な視点を養い、多様なアイデアを生むきっかけになっているのかもしれません。様々な角度からアイデアを出し合い、形に繋がっていくことがこの会社のいいところだと感じています。
オンラインで各部署を繋ぎ、朝礼が開始。その日の業務予定や情報を共有することが、この後の部署間のスムーズな連携に活きていきます。
メールや最新の美容情報を確認し、必要な情報は社内にも共有。昨日までの進捗を確認したら、その日の業務計画を立てて、制作業務を開始します。
表現の仕方で気になることがあれば、社内チャットですぐに担当部署に確認。みんなの力を借りつつスピード感を持って制作することができています。
気分転換も兼ねて、買ってきたお弁当を手にメンバーと雑談。趣味やプライベートの話をして親睦を深めます。
制作を進める中で悩むポイントがあれば、制作部内で相談。プロジェクトメンバー以外の人も、気軽に相談に乗ってくれます。
週に3回、業務後に事務所の掃除をします。
掃除後は残った時間を使って、朝立てた見通しと実際の進捗を照らし合わせ、社内チャットに投稿。自身の業務改善につなげていきます。
定時で帰宅。家で子どもたちと過ごす時間が毎日の楽しみの1つです。
